稲作(いなさく)1 種まき

 

 種まき前の準備その1

   俵(たわら)に種籾(たなもみ)入れ,水につける(ほぼ100時間ぐらい)
   天気(てんき)の良い日に杭(くい)を横(よこ)に並(なら)べ,その上に俵を平(たい)らにおく
   数時間後(すうじかんご),俵の上下を反対にする(何度か繰り返す(くりかえす)が水気(みずけ)を抜(ぬ)かないようにする)
   地面(じめん)に穴(あな)を掘(ほ)って,一面に藁(わら)を敷(し)きつめ,穴の周囲(しゅうい)も藁で囲(かこ)
   敷きつめた藁(わら)の上に,もみの入った俵を置く
   俵の上に藁(わら)を敷き詰める
   2〜3日経(た)って,穴から出す(種籾が芽を出しているはず)
 種まき前の準備その2
   (ぬか)を燃やし,燻(くん)たんを作る 
   藁束(わらたば)の下の部分を合わせて地面に横に並べていく
   同様にして,十字になるように置いていく
   中央に用具を備え付ける 
   藁に火を付ける
   糠を藁にかけていく
   糠が燃え切らないように,いぶしながら燃やす
   用具の回りに盛り上がるように糠をかけていく
   藁が燃え,糠が全部黒くなったら用具をはずす
   地面に広げ熱を冷ます
 種まき前の準備その3
   堆肥を田んぼに入れる
   田んぼを耕(たがや)す(よつこ,牛,馬)
   水を入れ,代掻き(しろかき)をする
   一間(いっけん)くらいの幅(はば)で,田んぼの長さに土をもりあげる    
 種まきをする  
   芽を出した種籾を蒔(ま)く
   蒔いた種籾の上に燻(くん)たんをかける
   ビニールをかける
   苗代に水をかける

 

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