戦後50周年記念行事 

 「青い目の人形」を囲む「ひな祭り」茶話会

                                   平成8年3月1日(金)

 平成7年8月15日は,戦後50周年の節目の日です。当校でもこの記念すべき年にあたり学芸会では,「青い目の人形」の劇を演じました。                                       日本の子どもたちは「ひな祭り」などをして,とても人形をかわいがるので,「アメリカと日本がいつまでも仲良くしていくには人形を贈るのが一番良い」として「青い目の人形」が贈られました。

 そこで3月1日(金)に戦争中に人形を命がけで守って下さった菅原貴久也さんの奥様,昭和2年上沼小学校の「青い目の人形歓迎式」に臨んだ方々,いつもお世話になっている老人会,地区長さん方,それに登米郡内の六カ国の外国人英語指導助手の方々をお迎えして「ひな祭り茶話会」を開催しました。

 外国の方々からは,お国の事や人形遊びの思い出などを紹介していただきました。 子どもたちは,「青い目の人形」や「うれしいひな祭り」の歌を歌ったり,6年生の学芸会の劇や「ひな祭り」の感想文紹介,「壁塗り甚句」や「鳥舞」を披露し,とても喜ばれました。最後に6年生が「野立」の茶席でお客様を接待した後,6年生全員がお茶会に参加し,この会が終了しました。

 この戦後50周年の記念行事を通して人形が贈られ,守られてきた精神を末永く受け継がれることを願っております。 

                        (文 平成7年度上沼小学校教頭 島原洋子)

 

                「ひな祭り茶会」

 今日5校時に「青い目の人形」を囲む「ひな祭り茶話会」というものをやりました。6年生にとっては本当に最後の大きな行事だったので,少しドキドキしていました。ぼくがまかされた仕事は,閉会式の「お礼の言葉」です。

 一昨日先生に頼まれて,児童会代表と言うことで発表しました。昨日の夜,その「お礼の言葉」のところを何回も練習しました。そしてとうとおうひな祭り茶話会が始まりました。「鳥舞」でぼくは精一杯おどりました。これが「鳥舞」をおどる最後なのできちんとおどりました。そのせいか,おどったあと「スカッ」と気持ちよかったです。「やっぱり踊りというのは,きちんとおどらなければならないなー」と思いました。

最後のお礼の言葉も少しまちがえたけど,成功したのでよかったです。その後の茶会も苦いお茶をがまんして飲みました。「また一つ,いい思い出ができたなあー」と思いました。                  (平成7年度児童作文6年)

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