中 田 沼
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中田町の地図をみると,北側の方に「中田甲号」「中田乙号」などと書いてある水田があります。このあたりが,上沼小学校の近くにあった「小中田沼」とそれに続く540ヘクタールぐらいの「中田沼」だったのです。
中田沼は,登米郡の水田に水をひく,たいせつなため池でした。江戸時代の明和年間(1765年ごろ)には,小名倉のかたい岩石に穴をあけて,北上川から水をひき,より多くの水をためることができるような工事をしました。 |
しかし,水の取り入れ口を低くすることができず,大雨が降って水かさが増した時しか水をためることができませんでした。 | |
そのため,水が不足することが多く,田植えができず,水争いもしょっちゅうおこっていました。 |
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